Zoom Rooms for Appliance 5.7.0 がリリースされました。
[Poly] Zoom Rooms Appliances 5.7.0
Release notes for Zoom Room Appliances 5.7.0 (1439)
Poly Video OS 最新版 3.5.1 には Zoom Room for Appliances 5.7.0 が搭載されていますが、ZDM からのOS アップデートが7月8日現在必要となります。
Poly の Zoom Room for Appliances 製品である Poly Studio X30/X50 および G7500 の対応表を記載します。
一般機能
General features |
Studio X30 |
Studio X50 |
G7500 |
Note |
Updated Zoom for Government label |
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Zoom for Government 向け対応 |
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音声コマンドは英語のみ |
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Support for Host Keys |
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Third party meeting support(Fuze) |
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カレンダーINVITEからSIP URL(CRC)を使っての対応。そのほかにWebex/RealConnect for Teams も対応済み |
Updated user interface |
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STIR/SHAKEN compliance |
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米国外線発着信向けのコンプライアンス対応 |
ミーティング中の機能
In-meeting features |
Studio X30 |
Studio X50 |
G7500 |
Note |
Smart Gallery (Public Beta) |
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Poly Video OS 3.5.1 が必要。 7月上旬リリース予定 |
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Panelist and host controls in a webinar |
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Virtual background enhancements |
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仮想背景が利用できるのはZoom for Home modeのみ |
In-meeting chat replies |
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Mono channel dereverberation |
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Support for language interpretation |
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Meeting archive notification |
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Additional Smart Camera Modes |
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スピーカートラッキング/自動フレーミング(Group Framing)/Smart GalleryがUIで選択可能 |
Zoom for Home 向け機能
Zoom for Home features |
Studio X30 |
Studio X50 |
G7500 |
Note |
OnZoom meeting display |
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Binding code login |
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各機能の解説
Zoom Room voice commands (Public Beta)
音声コマンドにより Zoom Meeting に参加、終了することができます。
"Hello Zoom, join meeting" と話しかけることで会議 ID 入力モード、 Hello Zoom, end meeting"で会議終了、Hello Zoom, leave Meeting"で会議退出が可能です。詳しくは [Poly] Zoom Rooms Appliance 5.7.0 音声コマンド をご参照ください。
Support for Host Keys
会議参加者として Zoom Meeting 参加中、ホストキーを入力することでホスト権限を得られるようになりました。参加者ウィンドウ下部に「ホストを申請」リンクがあります。
Third party meeting support(Fuze)
Fuse 会議サービスの Invite をカレンダー上で受け取ることで Zoom Rooms からワンタッチでの参加が可能です。 SIP を使った相互接続サービスとなります。同様の方法は、 Poly RealConnect for Teams への参加、 Cisco Webex への参加でも可能です。詳しくはJoin a Third Party Meeting from a Zoom Room をご参照ください。
Updated user interface
タッチスクリーンモード(Zoom Roms for Touch)での ユーザインターフェイスが小さなディスプレイでも最適に表示されるように刷新されました。
Smart Gallery (Public Beta)
Poly Studio X30/X50 にて、Zoom Rooms 新機能 Smart Gallery が利用可能です。会議室から多人数で参加している場合、全員の映像に加え、別映像で最大2つの話者をズームアップした映像を Zoom Rooms から送信し、 Zoom Meeting 参加者にその話者が個別に参加しているように映像を表示することができます。本機能を利用するためにはPoly Video OS Software 3.5.1 が必要です。Zoom for Home では動作しません。詳しくはブログ Poly and Zoom Partner to Support Hybrid Workforces with Zoom Rooms Smart Gallery をご参照ください。デモビデオも掲載しています。
Panelist and host controls in a webinar
Zoom Webinar に Zoom Rooms から参加した場合、パネリストおよびホスト制御が Zoom Rooms から可能になりました。
Virtual background enhancements
Zoom Rooms を Zoom for Home モード(個人アカウント)で利用している場合、グリーンスクリーンを利用しないバーチャル背景が利用可能です。そのバーチャル背景を管理者側で制御できるようになりました。バーチャル背景なしでのビデオ接続の不許可、デフォルトバーチャル背景の設定が含まれます詳しくはGetting started with Virtual Background を参照してください。
通常のバーチャル背景設定画面
管理画面よりユーザ管理>グループ管理を選択し Require users to always use virtual background にチェック、またはデフォルトバーチャル背景を選択可能です。これにより、社内のブランディングを統一することができます。
In-meeting chat replies
チャット機能は以前までのバージョンでは閲覧だけでした。5.7.0 からはチャット入力も可能になっています。
Mono channel dereverberation
会議室に残響音が響きマイクに悪影響がある場合、自動的に残響音対策機能が有効になります。
Support for language interpretation
Zoom Meetings 言語通訳機能を利用し、言語を選べるようになりました。設定>言語通訳から選択可能です。
Meeting archive notification
Zoom Meetings をコンプライアンス上の理由から自動的にサードパーティアプリケーションにアーカイブする際に、通知が表示されます。詳細は Managing archiving of meeting and webinar dataをご参照ください。
Additional Smart Camera Modes
Zoom Rooms でのカメラ制御が「手動」「スピーカーフォーカス」「自動フレーミング」「スマートギャラリ」など詳細に選択できるようになりました。
手動: PTZ や最大3つのプリセットで制御します。この他に Poly メニューを呼び出すことで追加の10個のカメラプリセットを利用可能です。
スピーカーフォーカス:話している人を自動でズームアップする話者トラッキング(Speaker Tracking) をオンにします。
自動フレーミング:会議室の参加者を適切に表示するよう自動でズームアップする機能です。 Poly の用語ではグループフレーミングになります。
スマートギャラリー: 5.7.0 で追加された新機能で、Poly Video OS 3.5.1 以降の Poly Studio X30/X50 で動作します。 Zoom for Home では動作しません。Smart Gallery (Public Beta) をご参照ください。
デフォルト動作など各種設定は管理画面からも可能です。
Default Camera Control Mode
OnZoom meeting display
Zoom 会議が通常の Zoom Meetings か OnZoom Meting か区別ができるように表示されます。
以上です。