[Poly] Savi 7300 で利用可能な同時通話数

yiwagishi
Polycom Employee & Community Manager

[Poly] Savi 7300 で利用可能な同時通話数

Savi 7300 Office シリーズは DECT という無線規格に沿った実装を行なっています。

日本の DECT 規格で利用可能なチャネルはF1 から F6 までのチャネル、そしてそれぞれに 送信、受信の 12 のタイムスロットが割り当てられます。通常の DECT 製品だと、同時通話数は 12 x 6 で 72 となります。なお、DECT の場合、端末の展開数ではなく、同時通話数の考慮だけで設計可能です。

 

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Savi 7300 ではこのタイムスロット中の割り当てを工夫することにより、1タイムスロットあたり2つの通話となる実装を行いました。これが、 Savi 7300 の大きな特徴である「2倍の密度」となります。このため、理論上の同時通話数は144となります。

 

 

Savi 7300 Office

他社DECT

キャリア数

6

2~6

キャリアあたりのタイムスロット数

12

12

テレフォニーに必要なスロット

0.5

1

同時通話数

144

24~72

範囲

最大180m

55m(一般的なオフィス)

 

 

ただし、 DECT と同じ 1.9 GHz 帯を使う 構内 PHS が使われているオフィス環境では、F3 および F4 を DECT で利用することができません。最大同時通話数は96となります。

 

構内PHSがある環境

Savi 7300 Office

他社DECT

キャリア数

4

2~4 

キャリアあたりのタイムスロット数

12

12

テレフォニーに必要なスロット

0.5

1

同時通話数

96

24 ~ 48

 

最後に、 Savi 7300 では Poly 独自の Adaptive Power Control が実装されています。この機能により、DECT のヘッドセットとベースステーションの間で、必要最小限の電波を出し、電波のぶつかりを抑える機能が実装されています。このため、実際のフロア設計においては、144を越える通話数が理論的には展開可能になります。

 

本機能については Wireless Voice White paper に記載があります。CS500 (日本未発売)が製品例として出ていますが、 Savi 7300 も実装は同じになります。

https://www.poly.com/content/dam/plantronics/documents-and-guides/white-papers/UC-Wireless-Office-Wh...

 

Variable power supports higher density. Plantronics Savi, CS500 Series and CS500 XD	Series headsets	support	deployment density by automatically adjusting their radio transmitting power to match communication demands. When	the user is close to the	headset	base, Plantronics DECT headsets	reduce their transmission power	to the minimum	required for reliable communication, effectively leaving more room for others. Adaptive	power allows units operating on	the same radio channel	to be spaced closer together to	achieve	greater	density.

 

 

以上、2つの観点から Savi 7300 はたくさんの利用者が同じフロア、部屋にいる環境でも安心して展開可能な製品となっております。金融機関、政府機関、医療機関でも利用可能なセキュリティ機能もあります。セキュリティについては下記のホワイトペーパーをご参照ください。

 

https://www.poly.com/content/dam/www/products/headsets/savi/savi-7300/doc/savi-7300-os-dect-security...

 

Yuki Iwagishi